みんなが亜美に賭ける中、竜児だけは大河に3000チロルもかけた。

チロルチョコ3000個？？


しかし、大河は水に顔がつけられなかった。

まぁ・・・猫科だもんな。虎って・・





練習の甲斐あって顔はつけられるようになったものの、
雨続きでプールで練習ができない大河。
そこに市民プールのチケットを差し出したのは
北村だった。



亜美「かわいいじゃん。焼きもちタイガー。」


ここの亜美はなんかよくわかんないけど、
すごいかわいかった。
挟まってるのがとか、そういうのじゃなくて。



実乃梨「私は知っている・・・。
　　　　大河の水着を超特大にしたのは、高須君だ！」


実乃梨「隠さなくてもよいー。簡単な推理だよ明智君。
　　　　前にね、大河が話してたのさ。
　　　　『竜児はいつでも私を助けてくれる』ってね。
　　　　掃除もアイロン掛けもボタン付けも。」
竜児「なんだ。そんなことくらい・・・」


実乃梨「『そんなことくらい』が一番すごいんだよ。」


実乃梨「私は信じてるから。大河のことは高須君に任せたからね。」

確かにそうかもしれないと思う。
普通はご飯作ったり、アイロン掛けしたり、掃除したりなんて
しないもんな。いくら竜児が好きだからとはいえ。
それを「そんなことくらい」と当たり前のように言ってのける
竜児は本当にすごいんだと思う。
つか、家に竜児が一台ほしいんだけど。

まぁ、竜児の評価は高いってことだよね？？




凄まじい大河のバタ足。
竜児はそれを見て勝てるかもしれないと大河に言う。


大河「私、勝てる・・そっか・・・
　　　私、勝つね。」

多分、大河自信も竜児に言われるまで
「勝てる」自信がなかったんだろうなって思う。



竜児「そっか。俺が居ないと飯が出てこないもんな。
　　　でも、無理はしなくていいからな。」


竜児「たとえ負けても、俺一人川嶋の別荘に行けば済む話だからさ。
　　　北村は抜きにしてくれって頼んどくよ。」


竜児「飯はまとめて作っておいて冷凍しておくし、
　　　だから、余計なことは考えないで・・・」


大河「フン。やっと化けの皮がはがれたわね。
　　　最初から行きたかったんでしょ？亜美ちゃんの別荘に。」
大河「まぁ、私としては、アンタがいつ、どこで、誰にハァハァしようが
　　　どうしようが、気にしないんだけど。」
竜児「何だってんだよ。他人がこんなに気を使ってやってるのに。」


大河「誰がそんなこと頼んだ？」


竜児「お前近頃変だぞ！この間の川嶋のことといい。」
大河「まだそんな話をするの？！」


竜児「お前、一体何が気に入らないんだよ？！」




大河「何がって・・・？
　　　私は他人が私の心の中を勝手に想像して
　　　わかったような顔をする。
　　　それが嫌なの、ムカつくの！
　　　何でわかってくれないの？！」
竜児「わかってほしいのかほしくないのか、どっちなんだよ？」
大河「わかんない！」
大河「私がどう思ってるかなんかわかるはずない！
　　　だって、だって・・・」


大河「自分だって知らないもん・・・」

竜児は、大河は自分が行くことが気に入らないのではなく、
北村が行くことが気に入らないんだと思い、
何事も北村優先に考えていた。
しかし大河は、竜児に行ってほしくなかった。
それをわかってないのに、わかったように言う竜児に腹が立ちながらも
竜児は竜児なりに大河のことを考えて「北村は行かせない。」
と言っていることをわかってるから、
「自分だってわからない」
って言ってるんだと思う。
北村にはもちろん行ってほしくないけど、竜児にも行ってほしくない、
この気持ちはなんだろう？って感じで戸惑ってるのかな、って思った。



竜児「大河が俺のことなんかどうでもいいって言うからムカついた。
　　　・・・だと思う。」
泰子「でも竜ちゃんはわかってるよねぇ？
　　　大河ちゃんはいつだって言うことは反対のことだぁよ？」


泰子「どーでもよくなんかないよぉ。
　　　竜ちゃんことが本当に嫌いだったら、
　　　どんなにお腹がすいてたって、同じお皿のおかずなんて
　　　食べないと思うなぁ・・・」


竜児「ったく。メイクも落とさないで・・・」

やっちゃん・・・（´；ω；｀）ﾌﾞﾜｯ
いいこと言うじゃないか、この酔っ払いめ・・・。




大河「いざ尋常に勝負よ。
馬鹿チワワ改め馬鹿ビキニ。」

ばかちーのシンプル（？）な格好に比べて大河のすごい格好。
さて、この道具をどう使うのかというと


大河「あ、毛。」


こう使います。




そしてこれは視聴者サービスｗｗ取ったどーｗｗ



大河は大河でターン時に足をつってしまう。


大河「嬉しいでしょ？！
　　　主人がお前のためにがんばってんだ。
　　　もっと喜べ！！！
　　　この鈍犬野郎！！」





黒マッスル「高須！大丈夫か？！よし、息はしているな。
　　　　　　逢坂、早く保健室に・・」

大河「触るなああああああああああ！！！！！！」


大河「お前ら馬鹿ばっかりだ。何で気がつかないの？
　　　何で助けてくれないの？
　　　馬鹿ビキニばっかり気を取られて・・・
　　　誰も、竜児を・・・」


大河「竜児は私のだあああああああああああああああ！！！！！
　　　誰も触るんじゃなあああああああい！！！！！！」

しかし、後々、この意味は
竜児は私の「犬」ということだ、と言われる羽目に。。


結局亜美が勝ったが、大河も行くことに。


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